2012年11月23日

任期付き、はじめてみる?(入門編)

任期付き職、百花繚乱!(1:大学ポスドク)

ポスドク(大学所属)どーも、空いつかです。

さて、今回はまたまたビミョーな内容をお届けしようと思います。
任期付き職といってもワーキングプアから正規職員よりも高給まで様々なスタイルが存在します。それを少しずつ見てみようという取り組みです。注意していただきたいのは、ここで示している内容はあくまでソライツが知っている情報を基にしたものである、ということです。任期付きは、所詮雇用の調整弁なので、状況により待遇などコロッと変わります(そのための一年契約ですから)。そのため、組織や時期によっては内容が大きく変動していることもあるということをご理解ください。

というわけで、初回は「ポスドク(大学雇用)」です。
大学により様々な雇用形態があるので一概には決められませんが、多いのはいわゆる非正規雇用というやつです。基本的には手当は付きませんし、たいていは昇給も見込めません。一方、ポスドクでも各種手当てが職員並みに付く場合もあります(その場合は正規職扱いかもしれません)ので、雇用条件をよく確認しておきたいところです。なお、雇用期間は、1年契約で最大3-5年が基本のようです。

ソライツがいる業界でよく見かけるのが月30万円というもの。ボーナスなんてもちろん付かないので、単純に、かける12、360万円です。予算枠が決まっていることが多いので、年齢による加算はあまり期待できません。その他、もうちょっとまともなものになると、大学でおおよそ決められている時給テーブルで給料が決まり、その場合は経験が考慮されることもあるようです。学位取得後研究経験5年ほどで400万円台前半には届くかなぁというところでしょうか。

さらに上、ポスドクで500万円台というのはほぼ聞きません。ソライツが聞いたことがあるのは、ポスドクの給与規定がないから助教のものが適用される、という場合。こんな場合だと年齢によってはそのぐらいになるんじゃないかと思います。

一つ気をつけておきたいのは、ポスドクは後の職業歴(社会人歴?)としてカウントされる時にアルバイト相当としてしか見てもらえない場合もあるんだとか(組織の規定次第)。まあ、ポスドク=まともな職に就く前のものです、と言い切ってしまう管理層の方にお目にかかったこともあるので、さもありなんと言うところでしょうか…

まあ、日々の充実感やそれ以降は給料だけで決まるものではありませんし、必ずしもポスドク=お先真っ暗ではないと思いますが、数年後をきちっと見据えた決断が求められるポジションだと思います。期間も短いし給料も安い、結局、それを活かすも殺すも自分自身なわけですから。

※先にも書きましたが、この内容はあくまでソライツの主観です。実態は様々だと思いますので、ポスドクになる場合は自分でしっかりと情報収集をしましょう!

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2012年10月17日

任期付き、はじめてみる?(入門編)

公募で採用される可能性は誰にでもあるのか?

公募のジジョウ空いつかです。
今回は職探しシリーズ(?)の3回目ということで、公募の実情について少々取り上げてみたいと思います。前回で取り上げたように、ここで言う公募とは、アカデミックな求人のことです。公的研究機関、大学などでは職員の募集(定年制、任期制問わず)は公募が原則なので、条件さえ満たせば誰でも応募することができます。

ところで、誰でも応募することができる=誰にでも通る可能性は平等にある、のでしょうか?
この辺りは現場の事情や採用の方式によって全く状況が異なってくるので、一概には言えませんが、通常は「No」だと思われます(あくまでソライツの主観です)。今回はちょっとビミョーな内容なので話半分で読んでくださいね(^^;。

採用側は、求めるスペックを満たしておりテーマを推進することが可能、かつ、性格的にも問題がない人物、を採りたいのは当然ですが、採用面接のみでそれを判断するのは困難であり、博打でもあります。でも、貴重な人員枠には望む人材を採りたい…

…で、どうするか。
能力、性格がわかっている人物にポストを打診してから、公募を出します(ソライツは「デキ」と呼んでいます)。ある意味、引き抜きに近いのですが、その人物が現在任期付職であれば、タイミング(任期切れが近い、など)によっては移籍可能なことがあります。また、これには公募は出したけど誰も応募してこない…という状況を避ける都合もあるようです(ポスドクや特殊な分野の場合、応募者がいないことがある)。

一方、人気ポスト(定年制など)の場合は応募が殺到するので、目星を付けた何人かで競争させる場合や、本当の意味での公募(「ガチ」と呼んでます)である場合もあるようです。余談ですが、ソライツはガチで採用したが故に採用した側、された側共に不幸になってしまった事例を知っています。採用って難しいですよね(する側になったことはないけど)。

4コマ目にある公募主に問い合わせることに関してはまた別の機会に。
ともあれ、デキとガチ、うまく見極めて応募したいものですね。

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2012年09月27日

任期付き、はじめてみる?(入門編)

職探し、公募とは何か?

公募をサガセ!(入門編)どーも、空いつかです。
さて、職探しシリーズ(?)の2回目ということで、今回は「公募とは何なのか」というまたもや基本についておさらいしましょう。前回は、公募情報サイトのJREC-INについて取り上げましたが、そもそも「公募」とは何でしょうか?というお話。

言葉の定義なんてあまり厳密ではありませんが、日常的には「何かいい公募ない〜?」とか「もうポスドクの公募ってでてたっけ?」、「助教の公募出てるよ」というように使います。アカデミックな業界においては「公募=(多くは)大学とか公的研究機関の採用案件」と考えて差し支えないでしょう。

その名の通り、「公」なので求められる条件さえ満たしていれば誰でも応募できます。大体は「〜に関する学位取得もしくは見込みで、〜について情熱をもって取り組める方」というような募集が多いですね。基本的には学位は必須と考えた方がいいでしょう。

要求事項をクリアしていれば、あとは通常の応募と同様に履歴書や抱負などをそろえて提出するだけです。企業などと異なる点としては「推薦書が必要」という事でしょうか。つまり、その研究対する能力を保証してくれる誰か、が必要になります。この推薦書が選考においてどのぐらいの力を持つのか、ソライツはわかりませんが、その業界に影響力のある人の推薦書は強力な武器となるはずです。

場合によっては、「現在の所属の上長の」とか「日本国籍以外の」などという要求が付くこともあるようです。推薦書ではなく、「応募者について問い合わせ可能な人物の名前と連絡先を2人以上」という場合もありますし、自薦可の場合もたまに見かけます。

それらをそろえれば後は応募するだけです!頑張って応募しましょう!
そんなわけで、任期付きは今日もセツジツなのでした。

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2012年09月20日

任期付き、はじめてみる?(入門編)

職探し、任期付きの場合(基本編)

キホンのJREC-INどーも、空いつかです。
今回は「職探し」の話です。言うまでもなく、任期付きは正規職員と異なり、転職活動にその人生を見いだすといっても過言ではありません。まさに人生の分岐点が数年おき、時には突然やってくるのです。このスリルは、なってみないとなかなかわかりません(^^;。

さて、アカデミックな転職活動のキホンについて。
王道は通常の転職と変わりません。目指す先が一般企業ならリ○ナビなどの転職サイトに頼るもよし、ハローワークを見るもよし。一方、アカデミックへの転職はどうでしょうか? 転職サイトは掲載にお金がかかるので、財政的に厳しいアカデミック業界はあまり見かけない気がします。まあ、あまりマ○ナビとかでもアカデミックは探さないですよね(^^;

ではどこに載っているか?
基本的にアカデミックポストは公募という形が採られるので各研究機関や大学のWebページに求人情報が出されます。トップページを探せば「採用情報」といった項目があるはずです。

行きたいところがあればこまめにチェックするのも手ですが、それもなかなか大変です。今回紹介しているJREC-IN( http://jrecin.jst.go.jp/ )。これはJST(科学技術振興機構)が運営している専門職求人情報サイトで、正規、非正規を含めアカデミックな求人が掲載されています。職によっては企業(専門職ベンチャーが多い)からの求人が載っている場合もあります。

研究人材紹介(マッチング)サイトとしての性質もあるので、自分のスペックや紹介文を登録しておけば、求人している機関から連絡が来ることもあるようです。これがどのぐらいの頻度かはわかりませんが、ソライツには一度だけ来たことがあります(求められる人にはもっと来るのかな?)。

運営母体は国ですし、利用するのにお金もかかりません。アカデミックな職を探している場合はとりあえずサイトを覗いてみて、登録しておくとよいかもしれませんね。最近は外部求人サイトとの連携も始まったようです。

転職活動はめんどくさいですが、次に人生が分岐するまでのルート探しです。手を抜かずに頑張って探したいものですね。
任期付きは今日もセツジツなので、職探しの基本は押さえておきたいところです。

タグ:職探し
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2012年08月31日

任期付き、はじめてみる?(入門編)

雇用期間が終わるその後は。

雇用期間終了、その後に…特例公債法案メド立たず、とかで何やら雲行きが怪しくなってますね。ソライツは一応某独立行政法人に所属しているので、案外人ごとじゃない気もしますが。

さて、怪しい雲行きついでに問題です。任期が切れたらどうなるか?

………

簡単ですね。失業です。シゴトアリマセーン。
「期間の定めのある」雇用なので当然ですね。

原則として上限とされる契約期間を超えては契約できません、というかしてくれません(その辺の制度上の根拠はよく知らないのですが、○年を超えたら無期雇用にしろとかそういう法律が絡むと思います)。従って、その上限を超えるまでに次の職を見つけなければなりません。任期満了がひたひたと近づいてくる中、就職活動を行うことになります。

研究職の就職活動と言っても通常と同じく、1.行きたいところを探して、2.応募して、3.面接する、というものです。その際に必要なのが前職の「実績」です。その指標として発表してきた論文の一覧や学会での発表実績などを応募書類に添付します。そのため、現職でのアクティビティが重要になってくるわけですね。

次回は、実際の職の探し方などに触れてみたいと思います。いや、ソライツ的に人ごとじゃないんですけど。
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